スマホでウェブ検索したInstagramのアカウントをタップすると、アプリは立ち上がるのに該当のプロフィールページに飛ばない――。
2026年2月に入ってから、こうした症状を訴えるユーザーが急増しています。
「自分のスマホが壊れた?」「相手にブロックされた?」と不安になるかもしれませんが、結論から言えば、多くの場合はInstagram側の不具合、またはスマホの「ディープリンク」という仕組みのズレが原因です。
この記事では、なぜこの問題が起きているのか、そしてiPhone・Androidそれぞれでどう対処すればよいのかを詳しく解説します。
どんな症状が起きている?
2026年2月上旬から、Yahoo!知恵袋やSNS上で次のような報告が相次いでいます。
📲 Instagramアプリは起動する
⬇️
❌ しかし該当のアカウントページには飛ばず、ホーム画面やフィードが表示されるだけ
ポイントは、Instagramアプリ内で直接ユーザー名を検索すれば問題なくアカウントが見つかるという点です。
つまり、相手のアカウントが削除されたわけでも、ブロックされたわけでもありません。
あくまで「外部のリンクからアプリ内の特定ページに移動する」という仕組みだけが壊れている状態です。
この問題は特定の機種やOSに限らず、iPhoneでもAndroidでも発生が確認されています。
原因は「ディープリンク」の不具合
この現象を理解するカギとなるのが、「ディープリンク(Deep Link)」という仕組みです。
ディープリンクとは?
ディープリンクとは、ウェブページのリンクをタップしたときに、対応するアプリの特定のページを直接開く技術のことです。
たとえば、Google検索で「instagram.com/username」というリンクをタップすると、通常はInstagramアプリが起動し、そのユーザーのプロフィールページが表示されます。
この「ウェブのURL → アプリの特定ページ」という橋渡しを行っているのがディープリンクです。
どちらも、特定のURLパターンを検知すると自動的にアプリを起動し、対応する画面を表示する技術です。
なぜ急に動かなくなるのか?
ディープリンクは、アプリのアップデート、OSの更新、ブラウザのキャッシュの蓄積など、さまざまな要因で突然動作しなくなることがあります。
今回の2026年2月に多発しているケースでは、Instagram側のアップデートに伴うディープリンク設定の変更が影響している可能性が高いと見られています。
ユーザー側が何も設定を変えていなくても発生するため、「急に壊れた」と感じてしまうのはごく自然なことです。
iPhone・Android共通の対処法
まずは、機種に関係なく試せる基本的な対処法を紹介します。
効果が出やすい順番に並べているので、上から順に試してみてください。
① Instagramアプリを最新版にアップデートする
最も重要かつ効果的な対処法です。
ディープリンクの不具合がアプリ側の問題である場合、最新のアップデートで修正されていることが多いためです。
② スマホを再起動する
アプリの更新後、またはそれだけで直らない場合は、スマホ本体を再起動してみましょう。
OSレベルでのリンク解決のキャッシュがリセットされ、ディープリンクが正常に機能するようになることがあります。
③ Instagramアプリを再インストールする
上記で改善しない場合は、アプリを一度削除して再インストールします。
ただし、ログイン情報(メールアドレスとパスワード)は必ず事前に確認しておきましょう。
再インストールによって、ディープリンクに関する設定ファイルも再構築されるため、リンク連携の問題が解消されるケースが多くあります。
④ ブラウザのキャッシュを削除する
Google ChromeやSafariなどのブラウザに蓄積されたキャッシュが、リンクの正常な転送を妨げていることもあります。
【iPhone】固有の確認ポイント
iPhoneでは、ユニバーサルリンクの動作に関していくつか特有の確認事項があります。
Instagramアプリの完全終了
ホームに戻っただけではアプリはバックグラウンドで動作し続けています。
画面下から上にスワイプ(またはホームボタンをダブルクリック)してアプリ一覧を表示し、Instagramを上にスワイプして完全に終了させてから、もう一度リンクを試してみましょう。
Safariではなく直接リンクを開く
Googleアプリ内のブラウザでリンクを開いている場合、ユニバーサルリンクが正常に動作しないことがあります。
リンクを長押しして「Safariで開く」を選択してみてください。Safariはユニバーサルリンクとの相性が最もよいブラウザです。
iOSを最新版に更新
「設定」→「一般」→「ソフトウェア・アップデート」から、iOSが最新版になっているか確認しましょう。
【Android】固有の確認ポイント
Androidでは、アプリリンクの設定をユーザー側で直接確認・変更できます。
「対応リンクを開く」設定の確認
この設定がオフになっていると、Instagramのリンクをタップしてもアプリではなくブラウザで開かれてしまいます。
万が一オンになっていてもうまくいかない場合は、一度オフにしてからオンに戻すと、リンク連携がリセットされて改善することがあります。
Googleアプリのキャッシュクリア
Google検索からリンクを開いている場合、Googleアプリ自体のキャッシュが問題を起こしていることもあります。
「設定」→「アプリ」→「Google」→「ストレージ」→「キャッシュを削除」を試してみましょう。
ブロックや削除ではないか確認する方法
「リンクから飛べない」と聞くと、相手にブロックされたのではないかと心配になる方も多いでしょう。
以下のポイントで切り分けができます。
・相手の投稿やプロフィールが通常どおり閲覧できる
・他のアカウントのリンクでも同じ症状が出る
🚫 ブロックの可能性があるケース
・アプリ内で検索しても相手が見つからない
・「ユーザーが見つかりませんでした」と表示される
・特定の相手だけリンクもアプリ内検索もダメ
今回の不具合では、どのアカウントのリンクを開いても同じ症状が出るのが特徴です。
特定の一人だけ飛べないのではなく、全般的にリンク連携が動かないのであれば、まずディープリンクの問題を疑いましょう。
どうしても直らない場合の代替手段
上記の対処法をすべて試しても改善しない場合は、Instagramの修正アップデートを待つ間、以下の方法で目的のアカウントにアクセスしましょう。
方法①:アプリ内で直接検索する
Instagramアプリを開き、下部の虫眼鏡アイコン(検索)から相手のユーザー名を直接入力すれば、問題なくプロフィールページにたどり着けます。
今のところ、これが最も確実な方法です。
方法②:ウェブ版Instagramを使う
ブラウザで「instagram.com/ユーザー名」に直接アクセスすると、ウェブ版Instagramでプロフィールを閲覧できます。
アプリに自動で飛んでしまう場合は、リンクを長押しして「新しいタブで開く」を選択するとウェブ版で表示されます。
方法③:Instagram公式に報告する
Instagramアプリ内から問題を報告することもできます。
多くのユーザーが報告すれば、修正の優先度が上がる可能性があります。
まとめ
・原因はディープリンク(外部リンクからアプリの特定ページに移動する仕組み)の不具合
・相手のブロックやアカウント削除ではなく、Instagram側のアップデートの影響の可能性が高い
・まずはアプリのアップデート→スマホ再起動→アプリ再インストールの順に試す
・すぐにアクセスしたい場合は、アプリ内で直接検索するのが最も確実
設定をいじった覚えがないのに急にリンクが動かなくなると焦りますが、同じ症状のユーザーが多数いることからも、個人の問題ではなくシステム側の問題である可能性が高いです。
焦らず対処法を試しつつ、Instagram側の修正アップデートを待ちましょう。
