2025年2月、コストコのエグゼクティブ会員のもとに「2月27日開催の限定イベント」の案内メールが届き、SNSやQ&Aサイトで「これは本物なのか、それとも詐欺なのか?」という声が相次ぎました。
「カードを持っていれば無条件で参加できる」と書いてあるのに、アンケートで会員番号の入力を求められる――この違和感が不安を広げた原因のようです。
結論から言えば、今回のメールは公式からの配信である可能性が高いと考えられます。
ただし、こうした場面で正しく判断するための知識は、今後も必ず役に立ちます。
この記事では、実際に届いたメールの内容と、詐欺メールとの見分け方を整理してお伝えします。
届いたメールの内容と、不安の正体
2025年2月上旬、コストコのメルマガ登録をしているエグゼクティブ会員に対して、「2月27日開催・エグゼクティブカード限定イベント」の案内メールが配信されました。
メール本文には「カードを持っていれば無条件で参加可能」との記載があったものの、リンク先のアンケートフォームでは会員番号や参加予定の入力が求められる仕様になっていました。
「無条件で参加できるはずなのに、なぜ個人情報を入力させるのか?」――この矛盾が、多くの会員に「もしかして詐欺では?」という疑念を抱かせたのです。
Yahoo!知恵袋などのQ&Aサイトにも同様の質問が複数投稿され、注目を集めていました。
なぜ「本物」と判断できるのか?
実際に同じメールを受け取った複数のユーザーの報告を総合すると、今回のメールは公式による正規の配信であると考えてよさそうです。
その判断の根拠を整理すると、以下のようになります。
✅ 差出人ドメインが公式と一致:送信元のメールアドレスが、ふだんの公式案内と同じドメイン(例:@costcojapan.jp)であった✅ 決済情報やパスワードの入力を求めていない:詐欺メールに典型的な、クレジットカード番号やログイン情報の入力欄がなかった
✅ アンケートの回答は必須ではなかった:回答しなくても当日カードを提示すれば参加できる旨が記載されていた
✅ 文面がいつもの公式メールと同一のトーン:不自然な日本語や緊急性をあおる表現が見られなかった
会員番号の入力については、イベント管理上、参加者が対象会員かどうかを事前に照合するために必要な手続きと考えられます。
オンラインで参加登録を管理する以上、本人確認のために会員番号を聞くこと自体は不自然ではありません。
詐欺メールを見抜くためのチェックポイント
今回は本物のメールでしたが、コストコを名乗る詐欺メールは実際に数多く出回っています。
今後、似たようなメールが届いたときに慌てないよう、見分けるための基本的なチェックポイントを押さえておきましょう。
🔍 送信元のドメインを確認する:メールアドレスの「@」以降が公式ドメインと一致しているかをチェック。見た目が似ていても1文字違いのケースがある⚠️ 決済情報・パスワードの入力を求めていないか:正規のイベント案内でクレジットカード番号やパスワードを聞くことはまずない
🕐 不自然な緊急性をあおっていないか:「今すぐ対応しないとアカウントが停止されます」といった脅迫的な文言は詐欺の典型
📝 日本語に不自然さがないか:機械翻訳のような文法ミスや、普段の公式メールと異なるトーンには注意
少しでも違和感を覚えた場合は、メール内のリンクをクリックせず、公式サイトやアプリから直接アクセスするのが鉄則です。
不安が残る場合の対処法
「確認してみたけれど、やっぱり不安が消えない」という場合は、以下の方法で直接確認するのが最も確実です。
コストコ公式サイトのチャットサポートに問い合わせれば、該当のメールが公式から配信されたものかどうかを確認してもらえます。
また、アンケートには回答せず、当日エグゼクティブカードを持参して直接参加するという選択肢もあります。事前登録なしでも参加可能と記載されている以上、これが最もシンプルで安心な方法でしょう。
今回のケースでは公式メールである可能性が高いとはいえ、「疑ってかかる」という姿勢は決して間違いではありません。
むしろ、フィッシング詐欺が巧妙化する時代において、こうした慎重さは自分の資産と個人情報を守る大切な習慣です。
「なんか怪しいな」と感じたら、まず立ち止まって確認する。その一手間が、被害を未然に防ぐ最大の対策になります。

